さて昨日の続きです。。
初めてアロマコーナーを物色したその日、‟緊張を緩和させ、不安を和らげる”という言葉に魅かれて『パルマローザ』の精油を買ったことを覚えています。けれどパルマローザの香りはあまり好ましいとは思わなかった。
私の大学時代はずっとロフトのアロマコーナーと共にあったと思います(全然恰好良くない。。💦💦💦)
頻繁にロフトへ通い、アロマコーナーでじっとりと商品を試して、POPを読んだりチラシをもらったりして知識を入れる。。。(暗ッ)
でも私が求めるような薬理作用を持つ精油の香りはあまり好きではない。。
素直に良い香りだな、ぐっとくる香りだなと感じたのはローズマリー。ペパーミントやレモングラスの香りも好きだと思っていました。
でもそれらの効能は頭脳明晰、集中力UPだったり、呼吸器を元気に、とか消化促進。。
いやいや。今はそんなことどうでもよい。それよりこの緊張を解きたい、不安から解消されたい、冷えをどうにかしたい!!と思っていた私は素直に香りの好みで選ぶのではなく、薬理作用の魅力的な精油を買いそろえていきました。
当然ながら、効果実感はあまりない。。。
たった一つコレは香りが好きで買った商品(当時はティートゥリーは入っておらず、レモングラスが入っていたと記憶しています)
今思えば、これは化粧品なので薬機法(旧薬事法)の関係でその薬効を謳うことが出来なかったのです。だから商品パッケージに薬効は記載されていなかったし、これといってPOPもついてなかった。
この商品に『風邪予防に!』とか『花粉症対策に!』などの薬効が書かれていたら買わなかっただろうと思います。
(アロマの知識がそこそこある今ならメーカーとしてはこの商品、花粉症などに使えてそこそこ抗菌作用もあり、肩こりなどでもOKな一家に一個の万能バームというコンセプトで作られてたんだろうと推測できますが)
だって私が欲しいのは‟抗菌力”ではなくて‟精神的な落ち込みから救ってくれる”ような働きだったから!!
私とアロマとの付き合い方はずっとそんな感じでした。
‟香りで癒される”というよりは‟その薬理作用として語られる言葉”に魅了され、可能性を期待したというのが正しいのでしょうか。。
でも、なぜか肝心の薬理作用を実感できない( ;∀;)
ここで効果実感があれば、ぐんぐんアロマの世界にのめりこみ、どんどんその道を極めていく。。。という素敵サクセスストーリーになるのでしょう。。。でも私には効かない。。( ;∀;)
やはりアロマはリラックスのため。気分転換に使う趣味なんだと考え、次第に存在感が薄くなりつつありました。大学・大学院を卒業し、その後金沢に戻って就職もしました。
が、やはりなんか毎日が楽しくいない、ぐっと来ない。。。やっぱり私は精油の薬理作用を知った時にテンションがすごく上がったてて楽しかった気がするなぁ。。。一度きりの人生だ!!後悔はしたくないな…アロマをきちんと勉強したら、私ももっと体感できるかも!!しっかり勉強して仕事としてアロマに携わってみたい!!と脱サラしたのが27歳。
ちゃんと勉強をすると、やはり面白く知識はどんどん深まりました。
アロマ辞典を見ていれば、精油の薬理作用は頭にはどんどん入っていく。。。でも体感がない( ;∀;)
そんな日々が続きました。。。ただアロマトリートメントとなれば手技の効果がプラスされるので、なんとなく楽になる(これはほぼ手技の効果だろうケド。)
マッサージなど受けるのは元来とても好きだったので、トリートメントの方も合わせて学びサロンで修行も積みました。。
こうなると勉強したかった精油の効果を伝えるというより、トリートメント三昧の日々。
トリートメントも好きで、やりがいはある。
でもなんか違うなぁ・・・と気づきながらも、その思いを打ち消すしかなかった日々でした。
だってやってる自分が精油の効果を実感出来てないんだから。。
アロマトリートメントで手技+αの精油として効果を実感してもらうしかないでしょと。。
でもこれから先もずっとこれを続けるのかと思うとイマイチテンションの上がらない日々でした。
そんな頃。
兼ねてからずっとチェックしていた軍場大輝先生(サードメディスン・プロジェクト代表理事)のブログからサードメディスン・プロジェクトの発足を知りました。
自分がず~っとひっかかっていたことがこれで解決できるんじゃないか?
これで私も自信もってアロマのプロって言えるんじゃないか!!絶対サードメディスンを学びたい!!!って思いました。
しかしこれが長女妊娠中(8ケ月くらいのこと)のことだったので、実際に学べるのはもうちょっと後になった訳です。。。
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