【大人気】アロマ制汗・消臭スプレーレシピ

こんにちは。アンスリールの店主わっしーです(^^)
真夏日が続いてますね…💦
毎日、汗だくという方も多いのでは??
そこで今日のブログはアンスリールで毎年大人気の制汗・消臭アロマスプレーのレシピをご紹介したいと思います!

制汗・消臭アロマスプレーレシピ

準備するもの
・ゼラニウム…20滴
・ローズウッド…10滴
・レモングラス…5滴
・ペパーミント…5滴
・クローブ…5滴
・パチュリー…5滴
・無水エタノール…40ml
・精製水…10ml

作り方
①ビーカーに精油を図り入れる
②無水エタノールを40ml加えて、よく混ぜる
③精製水を10ml加えてよく混ぜる
④スプレー容器に移す

ではレシピ解説と参りましょう〜!

制汗・消臭に効果的な精油

汗が出るしくみ

汗は皮膚にある汗腺で作られます。
この汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。

エクリン汗腺は毛のない皮膚表面に開口しています。
エクリン腺は全身に存在し、その数なんと200〜500万個(゚д゚)!

体温調節目的の汗は、このエクリン腺から分泌されます。
(アポクリン汗腺は、体温調節にはあまり関係がないとされているので今回は説明を割愛します)

暑さによるダラダラ汗をコントロールしたいなら、全身の表面にあるエクリン腺の吹き出し口をキュッとひきしめておくとよいのでは??

制汗にはゼラニウム精油?!

そこでおすすめがゼラニウム精油。
ゼラニウムには精油界トップクラスの収れん作用があるんです。

収れん作用って皮膚の表面をひきしめる働きのことです。
皮膚表面がひきしまれば、連日の暑さでゆるみきってしまったエクリン腺のひきしめにも効果があるのではないでしょうか?

汗のニオイの原因は?

汗はクサイというイメージがありますが、じつはエクリン腺から出る汗は無臭です(゚д゚)!
エクリン腺からの汗の成分は99%水分(残りの1%はほぼ塩分)。
ニオイの原因となる物質はほとんど含まれていないんです…ならば夏に(体温調節の目的で)出る汗はクサくないはず。

ですが実際問題、夏は汗臭くなっちゃいますよね…あのイヤなニオイは、一体なんなのでしょうか??

それは皮膚のすむ細菌がつくり出したニオイ物質のせい!
皮膚表面で汗や皮脂やアカが混じり合ったものを、皮膚に住む細菌たちが食べるために分解した結果、ニオイ物質が発生するのだとか。
皮膚表面に住む細菌たちが暴走しないように抗菌作用が期待できる精油を使えば、汗のニオイをシャットアウトできるのではないでしょうか?

汗の消臭には抗菌精油!

じつは抗菌作用の期待できる精油はたっくさ〜んあります。だからどれを選べばよいのか迷っちゃう…
そこで本レシピでは、以下の3点に着目しました!
①皮膚に優しい
②香りが万人受けしやすい
③ゼラニウムと香りの相性が良い

その上でわたしの独断と偏見でローズウッド、クローブ、レモングラスをチョイス!
ちなみにゼラニウム精油そのものにも優れた抗菌作用があります。
極端なはなし、ゼラニウム精油1本でも制汗&消臭アロマスプレーを作れちゃいますね(^^)

制汗・消臭スプレーにあると嬉しいポイント

ひんやり冷却効果

連日30度オーバーの真夏日が続いています…
こう暑いと全てが面倒。
暑い中わざわざスプレーを作るのもスプレーを携帯するのもぜ〜んぶ面倒…という方も少なくないかもしれません汗

でもどうでしょう…?!
制汗・消臭スプレーをするたびに、ひんやり涼しくなったら??

スプレーをシュッと一吹きする行為そのものが、癒やしであり、楽しみになりませんか?
だから市販の制汗スプレーの類にも冷感成分が配合されているんでしょうね…。

精油でも冷感効果を発揮してくれるものがありますよ!
言わずとしれたペパーミント精油
ペパーミント精油の主成分であるl−メントールは皮膚に塗ることで、冷却感や清涼感をもたらします。
そこで今回のレシピにもペパーミントを加えてみたというワケです(^^)

香り長持ち

精油って、香りの持続時間が市販の香りがついた商品(香水、柔軟剤、消臭スプレー等々)より短い気がする。
それが気になって精油を使った消臭スプレーや香水作りをちゅうちょしちゃう…(´・ω・`)

というお声をちょうだいすることがあります。
概ね、ご指摘の通りです。
天然精油は香りが長持ちしないものが多い…みんな大好き柑橘類の精油の香りなんて、その最たる例。
時間にして20分もすれば、完全に香りが消えてしまいます💦

天然の精油は揮発性が高いものがほとんどで、それゆえに香り成分がその場にとどまることなく、空気中に舞い散ってしまうからなんです。

しかし種類によっては、香りが長く保つ精油も!
液体から気体に変化する(揮発)速さは各精油によって異なります。
この早さが『香りの持続時間に関係します。

精油が揮発する速度は『早い』『中程度』『遅い』の3レベルで、次のように分類されています。
●早い…トップノート
●中程度…ミドルノート
●遅い…ベースノート

トップノートのものは香り立ちが早いけど、その分持続時間が短い。
(先程お話に出した柑橘類の精油はこのトップノートに該当)

ミドルノートのものは香りの立ちも、持続時間も中程度。
(ミドルノートの代表的な精油には精油の女王・ローズが挙げられます)

そしてベースノートの精油は『ゆっくりと時間をかけて揮発し香りが立ち』ます。
揮発速度が遅いため長い時間香ることが特徴です。
つまり●ベースノートの精油を使えば、香りを長持ちさせられる!

ベースノートの精油はあまり多くはないのですが(💦)、以下のようなものがあり、どれも魅力的な香りです!

ベースノートの精油
パチュリー、サンダルウッド、ロックローズ、ミルラ、ベチバー、スパイクナードなど

今回のレシピでは、ベースノートの精油の中からパチュリーを選んでいます。
(ゼラニウム精油との香りの相性やコスパを考慮して)

まとめ

アンスリールで毎年大人気の制汗・消臭アロマスプレーレシピをご紹介させて頂きました。

本レシピに登場する精油の禁忌・注意事項まとめ

・クローブ…子宮収縮作用があるので、出産時以外の妊婦さんはご利用を控えて下さい
・ペパーミント…神経毒性ならびに流産を引き起こすリスクがあるので、乳幼児・妊娠中・授乳中の女性・てんかん患者・高齢者はご利用をお控え下さい
・パチュリー…ホルモン様作用があるので、エストロゲン依存型がん疾患・乳腺症の方はご利用をお控え下さい
・レモングラス…皮膚刺激があるので、敏感肌の方は注意しましょう

まとめ

最後にもう一度ポイントをまとめますね。

●発汗量コントロール
→収れん効果の強いゼラニウムに期待!
●ニオイの原因のシャットアウト
→抗菌作用の期待できる精油をチョイス
●冷却効果で使う楽しみ倍増
→ペパーミント
●香り長持ち
→ベースノートの精油をチョイス

皆さんもオリジナルの制汗・消臭レシピを考案してみてはいかがでしょうか??

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