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ケード精油って?!

ケードという精油をご存知ですか?
アロマセラピスト歴11年になる私ですが、最近はじめてこの名前を知りました。
名前も聞いたことがない精油…なんか興味が湧きます!!
ということで今日はケードという精油について、調べてみたことを備忘録としてまとめます。

ケード精油

●学名:『Juniperus oxycedrus』
●科名:ヒノキ科
●原産国:主にフランス
●蒸留部位:枝や木部
●主な成分:γ−カジネンやツジョプセン(セスキテルペン炭化水素類(+))など
●主な効能:抗菌、抗掻痒、鎮痛、皮膚炎や切り傷に…
●禁忌事項:皮膚刺激が有るので、原液で塗布しないこと

あっ!属名がジュニパーと一緒!
(学名の前の部分は植物の属名、後ろの部分は植物の種小名を記します)
ウィキペディアによれば、地中海南西部でジュニパーが自生していないため、このケードの球果をジンの香り付けの代用品として利用してきたらしいです。

さて日本のアロマ界では馴染みのないケード精油。
ですがヨーロッパでは古来より皮膚病の治療や化粧品の原料、香料として利用されてきたようです。
調べた限りでは、禁忌事項は上述の通りで『皮膚刺激が強めである』ということでした。
敏感肌の方やお子様は注意したほうが良さそうかも知れません…
(※効能に関しても、禁忌に関してもケードに関する情報は決して多いと言えるものではなかったので、断定出来るものではありません…)

ロジカルアロマ視点で見るならば…

セスキテルペン炭化水素類(+)にグルーピングされるニオイ分子が主成分ということから、ロジカルアロマ視点でケード精油の効能を予測するならこんな感じでしょうか…
(※ロジカルアロマに関してはコチラとかコチラを御覧ください。今回の様に全貌が見えない精油の使い方を予測するにもロジカルアロマ発想って本当に使えるなぁ〜)

【皮膚に対しては…】

・乾燥が強くて抵抗力が弱った皮膚のケア
・痒みやアレルギーを呈する皮膚のケア
・冬場の辛い主婦湿疹のケア
なんかに良さそうです

【体に対しては…】

・慢性疲労感
・むくみ、冷え
・デトックス
なんかに使えそうです

【心に対しては…】

・意志力を強くさせる
・過剰に周囲の目を気にならなくさせる

ちょっと面白い所で言えば、虫歯予防ドライアイなんかにも効果的と言えそう…
なんて予想していたら…ありました!
ケード精油の主成分であるにおい分子『カジネン』や『ツジョプセン』が“虫歯菌が悪さするのを抑える”的なことを謳っている研究がありました〜!(特開2012-229191)
ということで以下に簡単にまとめます。

ケード精油はお口の粘りや口臭予防に効果的?!

ケード精油の主成分でもあるカジネンやツジョプセンには口腔内で虫歯菌が作るバイオフィルムを抑制する効果があるそうです!

…なるほど、分かった!!!
ってならないですよね、難しそうなカタカナが多すぎる…(;´Д`)

●バイオフィルムって何ぞ?
細菌やカビ等が固体や液体の表面に付着することによって形えれる微生物の集合体のことです。
主婦の皆さんなら、日常生活の中できっとバイオフイルムに悩まされてるはずですヨ!
というのも台所、浴室などの排水口のぬめりもバイオフィルムなんです。悪臭の原因になります(T_T)
なんとバイオフィルムは体内でも作られるんです…特に口腔内におけるバイオフィルム(プラーク)の形成が近年、注目されています。
虫歯の原因菌が歯の表面にバイオフィルムを形成し、これが歯の脱灰を促し、虫歯の発症に繋がるみたい…
口腔内のねばりや口臭もバイオフィルムが原因だということが明らかとなってきてます…(T_T)

●カジネン、ツジョプセンって何ぞ?
精油というのはニオイ分子の集合体です。
有名どころで言えば、オレンジ精油などに含まれるリモネンとか、ペパーミント精油などに含まれるメントールとか…諸々あります。
で、カジネンとかツジョプセンとかも…こういった精油を構成するニオイ分子で、ケード精油の主成分であるということ。
(カジネンはケード精油以外にもカタフレイやマスティックトゥリー、イランイランなどの精油に、ツジョプセンはシダー精油などにも含まれています)
これらのニオイ分子は、その構造上の特性から『セスキテルペン炭化水素類』というグループに分類されます。
…う〜ん、割と噛み砕いて説明したつもりですが、全然噛み砕かれた感がないですね(;´Д`)
ま、ややこしい話は抜きにして、そういうニオイ分子があるんだと思ってください!

つまりケードの主成分は『虫歯菌がバイオフィルムを作るのを抑制』するのに効果的であり、これはつまりは虫歯の発症抑制に繋がると考えられます!

お口のネバつき、口臭・虫歯予防アロマ歯磨きペーストレシピ

【用意するもの】

・ワイルドキャロット…1滴
・ケード…1滴
・レモン…5滴
・カオリン(粒子の細かいクレイ)…50㌘
・グリセリン…50ml

【作り方】

①カオリン50㌘とグリセリン50mlをよく混ぜ合わせてペースト状にする
②①に精油類を加えてよく混ぜる
⇒完成!
歯磨き粉に適量をのせて、ブラッシング時にご利用ください。

ご注意ください!

ケード精油には発ガン性物質を含むため、アロマテラピーに使用してはいけないとされています。その理由は端的に言えば、発がん性物質を含むから…。水蒸気蒸留で抽出されたケード精油にはこの発がん性物質が含有されないため、心配なくご利用頂けるそうです。
ケード精油ご利用に際しては水蒸気蒸留法で抽出されたものをお選びください。

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