ティートゥリー精油の攻略法①

ラベンダーに次いで、知名度・人気が高い精油と言えば『ティートゥリー』
ちょっとアロマに興味がある方なら、一度は見聞きしたことのある名前ではないでしょうか?
アンスリールのお客様でも、”ティートゥリー精油なら持っている”というお客様が多いです…

ご存知でしたか?!
ティートゥリー精油の効能と言えば『各種の感染を防ぐ』ことです!
・皮膚
・口腔内
・呼吸器
・消化器官
・婦人科
・泌尿器…等々、非常に広範囲の感染症対策としての効能が期待できます。
今日はお家に眠らせたままにしない!!ティートゥリー精油の活用方法をお伝えします。
(精油の種類にもよりますが、精油の保存期限は開封後1年のものがほとんどです。買ったは良いけど、使用せずに放置しておくと期限切れ…なんていう事になりかねませんよ!!!)

ティートゥリーを使った”風邪対策”レシピ

ティートゥリー精油は上・下気道のウィルス性・細菌性感染症に有効です(ざっくり言っちゃえば風邪やら気管支炎やら副鼻腔炎に使えそうってこと!)
そこで…
【風邪の際に悩ましい諸症状(特に喉の痛み、痰、鼻水)アロマレシピ】のご提案です!
●ティートゥリー…1滴
●マートル・シネオール…1滴
●ユーカリ・ラディアタ…1滴
【使い方】
熱湯を入れた洗面器に上記精油を加え、上記を10分間吸入
(刺激が強いので目を閉じて行ってください)
※マートル・シネオールとティートゥリー精油を併用すると『去痰作用』への相乗効果があると言われています

ティートゥリーを使った”お口トラブル対策”レシピ

ティートゥリー精油は毒性の高い成分はほぼ含有しておらず、用法容量を守れば経口摂取も可能な精油です。
ですからアロマ界では数少ない口腔ケアに適した精油の一つ
歯磨きペーストを手作りされる際にはぜひ活用したい精油です。
【雑菌繁殖を防いで虫歯や口臭予防のための歯磨きペーストレシピ】
●ティートゥリー…2滴
●ローレル…2滴
●レモン…2滴
●カオリン(クレイの1種)…大匙1
●グリセリン…大匙1
以上の材料をよく混ぜ合わせ、通常の歯磨き粉として使用します。

【口内炎対策アロマレシピ】
ローレル…1滴
ティートゥリー…1滴
キャリア油…1ml
綿棒などで患部に1~2滴塗りこむ

ティートゥリーを使った”皮膚トラブル対策”レシピ

ティートゥリーと言えばニキビケア!と言うイメージをお持ちの方も多いかと思います。ニキビの原因と言えばアクネ菌。アクネ菌の繁殖を抑えば、ニキビケアになるはず…だから抗菌作用に優れたティートゥリーはニキビケアという訳です。
また俗に『背中ニキビ』と呼ばれる背中の吹き出物…ニキビと同じように赤く光沢のあるポツポツ(背中だけでなく胸や二の腕にも好発するらしい)。中々治らなくてお悩みの方も多いと聞きます。
実際にはこのポツポツ、マラセチア菌と言う真菌(カビの仲間)の一種が毛穴に入り込んで炎症を起こしているケースが多いようです(正式名称はマラセチア毛包炎だそう)。
この場合はニキビと別物なので、ニキビケアをしていても治らない…( ;∀;)

しっか~し!ティートゥリーには優れた抗真菌作用があり、皮膚真菌症などにも有効なんです。だからそれがニキビだろうが、マラセチア毛包炎だろうが効いちゃう可能性は高い!
ということで【お顔や背中のニキビらしきポツポツのケアにお勧めアロマレシピ】です!
●ティートゥリー…15滴
●パルマローザ…5滴
●ゼラニウム…5滴
●ローレル…3滴
●タイムツヤノール…2滴
キャリア油で5mlになるよう希釈する。
使い方:1滴を綿棒にとって、患部にそっと塗布する
(背中に広範囲に使用する場合には上記精油を50mlのジェルで希釈する)
※パルマローザやローレルとティートゥリーを併用することで、抗真菌作用の相乗効果が期待できるとされています

上記ブレンドは皮膚に刺激が少ない精油で尚且つ、抗菌作用・抗真菌作用に優れる精油で構成しています。
な・の・で!!
このレシピはまんま、水虫対策レシピとしても適していたりします~

ティートゥリーを使った”下痢対策”レシピ

下痢と一口に言えど、消化不良による下痢、感染性の下痢など…。
優れた抗菌作用があるので、ティートゥリー精油は、適切に使用すればそのどちらにも有効ではないかと私は思っています。
ただ感染性の下痢が疑われる場合は個人的には何よりも先にお医者さんを受診して欲しいです!!!!
(その後、回復期に自己責任の下、アロマ利用するのはお好きにどうぞ…)
感染性の場合はティトゥリーよりももっと抗菌の評価が高い精油が一押しだったり、摂取方法も内服がオススメだったりなので…ちょっとハードルが高い気がしちゃいます。
ですから今回は消化不良タイプの下痢に対するレシピのご案内です。メンタル的に落ち込むとか季節の変わり目、忙しくて生活リズム乱れるとすぐに下しちゃう…というタイプの下痢にお勧めしたい!
●ティートゥリー…5滴
●バジル…10滴
●コリアンダー…5滴
●ペパーミント…5滴

上記をキャリア油で5mlになるよう希釈します。
最近、よく下すな…心も折れやすいな…などと感じる際には1日3~4回ほど下腹部に塗布します(特に昼ご飯後はマストです)
1ケ月ほど継続して様子をみましょう!
(※ペパーミント精油は乳幼児、妊婦、授乳中の女性、てんかんをお持ちの方はご利用頂けません!)

ティートゥリーを使った”カンジダ膣炎対策”レシピ

中年期以降の女性であれば、一度は経験したことがあるのではないでしょうか?カンジダ膣炎。
陰部の痒みやおりものが増える等々…非常に不快なものです( ;∀;)
このカンジダ膣炎は膣内のカンジダと言う真菌(カビの仲間)の一種が増殖することによって起こる症状です。
疲れて、免疫力が落ちている時などに発症しやすいと言われす。
発症してしまったら、婦人科を受診するのがおすすめです。
しかし一度治療して治ってもカンジダ膣炎は繰り返しやすい…アロマを使った日々のケアで未然に防ぐことをお勧めしたいです!
ティートゥリー精油は原因菌であるカンジダ菌の繁殖を抑制する抗真菌作用に優れるばかりでなく、免疫調整作用が期待出来るので、発症を防ぐ効果を期待出来そうです♪

【カンジダ膣炎予防レシピ】
●ティートゥリー…5滴
●ローレル…5滴
●ゼラニウム…5滴
●ラベンダー・スピカ…5滴
使い方①:以上を専用バスオイル10mlに混ぜ、入浴剤を作成する⇒バズタブに浅くお湯をはって座浴を行う
使い方②:上記精油をキャリア油5mlで希釈し、下腹部に5~6滴ほど塗布…を1ケ月ほど継続する。カンジダ膣炎を発症しづらい体質作りに効果ありと考えられます♪

このようにティートゥリーって広範囲の感染症予防に使える精油です。
ご家庭の救急箱的存在の精油として1本あれば、色々と使える精油‥‥なんですが!!!!
ティートゥリーの底力は計り知れません!!!
実は深刻な高齢化が進む日本社会に一石を投じるポテンシャルを秘めている?!精油♡
話が長くなってしまうので、続きは次回のブログで…。

本日のブログは”お手持ちのティートゥリー精油を活用頂きたい!”という想いで執筆致しました。しかし上記のように”不調改善目的で精油を利用される場合”にはためは、信頼できる品質や適切な知識が絶対的に必要だと思います(コチラも併せてご確認ください)
『自分の使用目的に叶った精油の品質とは何か』を知るにはサードメディスン入門講座がおすすめです!詳細は下記をどうぞ。

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またロジカルアロマテラピーという全く新しいアロマテラピーの世界へご招待…ロジカルアロマを学べば、精油はぐんと生活に根差したものになること間違いなしです!
当店での開催は直近では4月10日(火)&4月22日(日)(10~17時)があります
この他の日程でも随時ご相談にのります!
Skype対応もしております。詳細はコチラより、お気軽にお問合せ下さい!

 

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